こんにちは、エージです。
スターツ出版文庫から加賀美真也先生の小説の第二弾である『拝啓、嘘つきな君へ』が発売されました。
設定から面白そうなのと、前作の『それでも僕らは夢を描く』が面白かったので期待して読ませていただきました。
読んでみた結果は、めちゃくちゃ面白くてめちゃくちゃ感動しました。
今回は、そんな加賀美真也先生の『拝啓、嘘つきな君へ』のあらすじと読んでみた感想を紹介していきたいと思います。
目次
加賀美真也先生と『拝啓、嘘つきな君へ』のあらすじ
まずは、筆者である加賀美真也先生と恋愛小説である『拝啓、嘘つきな君へ』のあらすじについて紹介していきたいと思います。
加賀美真也先生について
加賀美真也先生は「小説家になろう×スターツ出版文庫大賞」の青春恋愛部門賞を受賞したことにより、作家としてデビューした小説家の方です。
その受賞した作品が前作の『それでも僕らは夢を描く』という小説です。
こちらの作品も恋愛ものでして、ラストは鳥肌が立つこと間違いなしでおすすめです。
加賀美真也先生のプロフィールや前作『それでも僕らは夢を描く』について詳しくはこちらに書いてあります。
【感想】加賀美真也先生の小説『それでも僕らは夢を描く』を読んだら鳥肌がたった件その加賀美真也先生の二作目が『拝啓、嘘つきな君へ』という今回の小説です。
『拝啓、嘘つきな君へ』のあらすじ
『拝啓、嘘つきな君へ』は、スターツ出版文庫から発売しています。
前回の『それでも僕らは夢を描く』の色鮮やかな表紙の色合いと違って、今回は落ち着いた色を使った表紙ですね。
中身を読んでもらえば分かりますが、どちらも表紙の色合いとあった内容となっていて、今回は表紙どおりの落ち着いた色があった内容となっています。
では、『拝啓、嘘つきな君へ』の簡単なあらすじを紹介していきます。
心の声が文字で見える―特殊な力を持つ葉月は、醜い心を見過ぎて人間不信に陥り、人付き合いを避けていた。ある日、不良少年・大地が転校してくる。関わらないつもりでいた葉月だったが、なぜか一緒に文化祭実行委員をやる羽目に…。ところが、乱暴な言葉とは裏腹に、彼の心は優しく温かいものだった。2人は次第に惹かれ合うが、ある時大地の心の声が文字化けして読めなくなる。そこには、悲しい過去が隠れていて…。本音を隠す嘘つきな2人が辿り着いたラストに、感動の涙!!
引用元:amazon.co.jp
主人公の葉月ちゃんは普通の高校に通う女の子なのですが1つだけまわりと違う部分があって、それが心の声が文字で見えるといった点なんですね。
人が考えていることが分かるなんて良いことばかりじゃないですからね。むしろ読みたくなくても読んでしまったら人と関わりたくなくなるなんて普通じゃないでしょうか。
そんな欲しくもない特殊な力を持ったことで辛い人生を送ってきた葉月ちゃんが、転校してきた不良高校生の大地くんと出会うんですね。
今風のあんちゃんという感じの大地くんが見た目と反してめっちゃ純粋なんです。暴言ばかりなのに、葉月ちゃんが心を読むと実は優しかったなんてことになっているので、そりゃ気になってしまいますよね。
でも、そんな気になる大地くんの心の声が急に見えなくなってしまって・・・。理由は大地くんの悲しい過去にありました。
悲しい過去をもつ大地くんのために、健気に頑張る葉月ちゃんが読者を感動させる感動の恋愛ストーリーとなっています。
恋愛小説『拝啓、嘘つきな君へ』を読んだ感想
『拝啓、嘘つきな君へ』を読んでみて、終始鳥肌が立ってしまいました。
鳥肌が立つのがどういうところかというと、まずは24ページ、84ページ、139ページ、164ページ、211ページ、215ページ、285ページ・・・
とページ数で言われても分かりませんよね。(笑)
でも、この上のページは僕が鳥肌が立ったところのページです。とくに215ページは全身がまるでハリネズミのように鳥肌が立ちました。
それでは、感想を内容で伝えていきたいと思います。
感動して鳥肌が立った部分をまずは紹介していきます。
- 大地くんが大好き
- 葉月ちゃんが自分の気持ちに気付いていくところ
- 葉月ちゃんが素直になっていくところ
- 大地くんの悲しい過去
- 文化祭の最終日
僕の個人的な部分を書きました。
ただこの部分は本当に感動しますし、この物語の面白い部分であるのは間違いないです。
では、1つ1つ僕の感想とともに見ていきたいと思います。
大地くんが大好き
もう大地くんが神すぎます。大好きすぎます。いい子すぎます。優しすぎます。
純粋で健気で、登場してからすぐに愛着をもってしまいます。
これは考えている心が見える葉月と出会うべくして出会ったという感じがしました。
読めば大地くんに心を奪われること間違いないですね。
それだけ優しすぎます。ギャップというやつですかね。(笑)
葉月ちゃんが自分の気持ちに気付いていく
あらすじでも紹介しましたが、葉月ちゃんは人付き合いを避けていたんですね。
人に好かれないように、でも嫌われないように適度な距離感をもって生活をしていました。
ただ大地くんに興味をもって大地くんに心が惹かれていって・・・。
人付き合いを避けていた葉月ちゃんが大地くんに対する自分の気持ちに気付いていくのは本当に鳥肌ものです。
葉月ちゃんが素直になっていくところ
上でも話したように何度も言いますが、葉月ちゃんはもともと人付き合いを避けていました。
でも大地くんと出会って人付き合いが楽しくなっていって、自分の隠していた気持ちを抑えきれずに素直になっていくのは葉月ちゃんを応援したくなりますね。
そしてクラスでも自分を隠すことなく素直になっていきます。
葉月ちゃんが大地くんに影響されて変わっていくところはなんだか心が晴れますし、見応え最高です。
大地くんの悲しい過去
大地くんには悲しい過去があります。
でもその悲しい過去は、葉月ちゃんでも文字化けをしてしまうために心の文字が見えなくなってしまいます。
それが物語の終盤で明らかになるんですが、大地くんがずっと持っていたあるものから次の章にいくところは全身に衝撃がはしりました。
これは本当に衝撃的です。大事なので2回言いました。(笑)
文化祭の最終日
葉月ちゃんと大地くんは一緒に文化祭実行委員をやるんですが、その文化祭開催までの間にいろいろなことを通じて惹かれ合っていきます。
そして文化祭当日にはまたしても鳥肌なことが起こります。
思わず「うおおおお。」と声が出てしまうような感動的なあることで、クライマックスに向かっていく感じがしてきますね。
この文化祭最終日からは読む手が止まりません。
『拝啓、嘘つきな君へ』の感動した部分を紹介してみました。
全体として、感動してジーンとなる部分・「うおおおお!」と応援したくなる気持ち・つい登場人物に声をかけたくなる展開と色んな理由で楽しく読ませていただきました。
恋愛ストーリーとしてかなり濃い内容となっていて本当にところどころで鳥肌が立ち、読む手が止まらなくなります。
その場の背景やキャラクターの雰囲気も想像しやすいので読みやすくておすすめです。
まとめ
加賀美真也先生の小説『拝啓、嘘つきな君へ』を紹介しました。
読んだ感想としては大満足でした。めちゃくちゃ読み応えがあって本当におすすめです。
加賀美真也先生の前作『それでも僕らは夢を描く』も青春恋愛部門賞を受賞しただけあって面白いのでぜひ見てみてください。
【感想】加賀美真也先生の小説『それでも僕らは夢を描く』を読んだら鳥肌がたった件どちらもキャラクターも魅力的で読みやすくて愛着をもってしまいます。
これを読んだことで青春恋愛ストーリーにはまってしまいそうですね。
ぜひ、加賀美真也先生の次回作にも期待したいと思います。
ご覧いただきましてありがとうございました。
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